武庫川渓谷を眺めつつ

「トンボのメガネ」の例会。西宮名塩駅⇒武田尾駅を植物観察しつつの4時間。

そびえ立つ岩山がつくる武庫川渓谷。大きな岩肌を滑るように流れる川。川面に映る紅葉。堪能しない景観が展開。廃線跡のトンネルまたトンネルでの明暗も楽しい。

Akatonboさんからクルミたっぷりの柚餅子を美味しくいただく。

ツルウメモドキ、マツバランは初見。翅を広げたウラギシジミ、ムラサキシジミはラッキー。アセビなど地味な実もあるが赤い実が目を引いた。

タンキリ。ヨメナでキク科に舌状花と筒状花があるとの説明を聞く。(タンポポは舌状花のみ)。ヤツデ、ヤマシロギク、総じて田舎菊。タチシノブ、カエデドコロ、カギカズラ、ノブドウ、フユイチゴ(葉先が丸い)、ハナヤスリ、ムラサキシキブ、カニクサとクズで葉一枚とは、ヌルデに虫癭(実は塩からい)、シロダモ、ピラカンサ、フユザンショ(実は激辛)、コマユミ、花後のツメレンゲ、ヤマコウバシ、ヒヨドリジョウゴの赤い実、花後のリンボク。



































【ヤツデ】

ウコギ科とは知らなかった。そうなら美味しいのかと思ったが有毒とのこと。

【シロダモ】

に花と実の不思議。花が秋から冬に咲き、その翌年の秋から冬に実が赤く熟す。従って、花と実を、同時期に見ることができる。ヤブニッケイに似るが葉の付き方が違う。

【ヌルデに虫癭】

https://greensnap.jp/greenBlog/26008530

【ピラカンサ、ピラカンサス】

ピラカンサ(トキワサンザシ)を前にしてピラカンサとピラカンサスどちらが正しい?・・・。トキワサンザシ属のバラ科の属の一つでピラカンサ(Pyracantha)属ともいう。スが付いていない。ピラカンサ属のいくつかの種を総称してsが付きピラカンザスになったと。ひとつを言う場合はピラカンサが正解。まあ、どちらでも良いことにします。

【ヤマコウバシ】

親孝行の木とも言われ、ロクさんのblogに2019年12月に登場

他の注目点

花と葉が一緒に入ってる混芽(コンガ)。

雌株だけで単為生殖?

【景観を作っている地形】

武庫川市民学会誌 伊藤益義氏の「武庫川渓谷の魅力と課題」

【地形】約 100 万年前に起こった六甲変動と同時期にこの地域も隆起し、これに対抗して武庫川が穿刻し、流路がそのまま残る特異な先行河川が形成(兵庫県RDB Bランク)。渓谷の両岸の山塊の上部には標高 300~350mの台地状の沖積層(大阪層群)があり、右岸にはよみうりカントリークラブ、左岸には宝塚クラシックゴルフ倶楽部のゴルフ場がある。 

【地質】

凝灰岩等を主体とする流紋岩類からなり、有馬層群と呼ばれる。これは 1 億年ほど前の白亜紀に火山噴出物が堆積したと考えられている(兵庫県RDB Cランク)。 

【自然景観】

V 字谷の景観資源的価値と植生の自然価値の両面から評価されて兵庫県RDB B ランクに位置づけられる。 

【植物群落】

洪水が繰り返し発生する環境で岩上植物群例えばがサツキ、アオヤギバナなど兵庫県RDB A ランクの植物が生息。 

武庫川市民学会誌に中学校の同級生久野武君の投稿をみつけた。

<一部抜粋>

尊敬する恩師のI 先生によると,エジプトでは「サカナ」という言葉しかなく,どんな魚類も「サカナ」だそうですから,それよりは少しはマシでしょうか(笑)。エジプトはともかくとして,名前を知らなくても,自然を楽しみ,自然を享受することは可能です。(I先生は岩槻先生だろうか?)

「いえ,私の先生は,私が何処に行っても,センセイ一人だけです」と話した教え子のりゃんりゃんは29歳で亡くなる。そんな彼もすでに黄泉の人。あの世で楽しく語り合っていることだろう。

岩槻先生が巻頭言を投稿の「武庫川散歩」

加藤茂弘著「武庫川のふしぎな地形と地質」


家を出てすぐ山科川でカワセミ!いつ見ても嬉しくなる。帰宅すれば夕食が待っている幸せ🎶



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